窓やベランダ、花壇にいつ日が当たるかを知るには、2つのことが必要です。気になる日付の太陽の通り道と、隣の建物や木、丘など、その途中にあるものです。公表されている日の出の時刻は、開けた地平線を前提にしています。谷間や高い建物が並ぶ通りでは、直射日光が届くのが何時間も遅くなることがあります。
季節によって答えが変わる理由
太陽の通り道は、6月と12月でまったく違います。ベルリンやアムステルダムのある北緯52°では、正午の太陽は夏至で約61°、冬至ではわずか約14°の高さです。夏は北東から昇って北西に沈み、冬は南東から昇って南西に沈みます。
夏にはベランダに影を落とさない建物でも、冬の低い太陽を一日中さえぎることがあります。冬に日が入らない北向きの窓でも、6月には早朝と夕方に光が差し込むかもしれません。少なくとも夏至と冬至の2回、季節の変わり目も知りたければ春分と秋分も確認しましょう。
植物にとっての「日向」の意味
植物のラベルは、光を直射日光の時間で表しています。UC Master Gardeners of Placer CountyはUniversity of Illinois Extensionを引用し、日向(フルサン)を1日6時間以上の直射日光、半日向を4〜6時間、半日陰を2〜4時間、日陰を2時間未満と定義しています。時間は連続している必要はなく、朝の日差しと午後の日差しを合計して数えます。
数えるのは、その場所自体に直射日光が当たっている時間だけで、昼の長さ全体ではありません。午後の日差しは朝より暑いので、午後に6時間日が当たる花壇は、涼しい光を好む植物には負担になることがあります。
現地で確かめる
- 大事な場所に立つ。 花壇なら葉が茂る位置に、窓なら部屋の中に立ちます。
- 太陽の通り道に沿って見る。 その季節の日の出、南中、日の入りの方角と、その方向にある屋根、木、丘などを確認します。
- 太陽がそれぞれの障害物を越える時刻を書き留める。 そこから直射日光が始まります。午後に何かの陰に隠れる場所でも同じようにします。
- ほかの季節でも繰り返す。 葉の茂った木は、冬の裸の枝より夏に多くの光をさえぎります。
太陽を追跡するアプリを使えば、影を一日中観察する代わりに、数分で済みます。
SolarWatchでやってみる
地図で。 影タイルを追加してタップします。地図には、選んだ場所と時刻の太陽の方角と影が表示されます。建物の影に加え、地形データをダウンロードしていれば丘や山の影も表示されます。3Dに切り替え、太陽の通り道のコンパスを表示し、一日を通して時刻を動かすと、影が敷地を横切るタイミングがわかります。地図の日付を12月21日などに変えるには、SolarWatch Goldが必要です。
拡張現実で。 現地でAR(Gold)を開き、iPhoneを地平線に向けます。選んだ日付の太陽の通り道がカメラの映像に重ねて表示されるので、向かいの屋根の後ろをどこで通るかがわかります。照準を使えば、2本の木のすき間など、特定の地点に太陽が届く時刻を調べられます。地形データをオンにすると、ARには山の稜線も表示されます。近くの木や建物は、やはり自分の目で確認しましょう。
地形を使って。 設定 → 地形データで地形データのダウンロードをオンにします。起伏の多い場所では、実際の地形の上での日の出・日の入りが、開けた地平線の時刻と大きく違うことがあります。ダウンロードしたデータを保持する期間も選べます。
アラームで。 太陽が向かいの屋根を越える高さがわかったら、その高さで高度アラーム(Gold)を設定すれば、ベランダに日が当たるタイミングがわかります。日の出、日の入り、高度のアラームは、理想的な開けた地平線の代わりに地形の地平線を使うこともできます。

影 · ARと地形 · アラームの設定 · 太陽高度に合わせてソーラーパネルの角度を調整する
購入や賃貸でマンションや家を検討しているなら、契約前に確かめておく価値があります。高い建物の裏にある南向きのベランダは、10月から3月まで日陰になることがあります。



